・今日やったこと(学習内容・時間・感想)
『Jump-Start!ー英語は39日でうまくなる!』高山 英士 著(Linkage Club刊)
30日目「動名詞」を理解しよう!
解説を読むと、動詞によって、目的語に「to不定詞」をとれるものと、とれないものが
あるとのことです。
「to不定詞」をとれないものは、「動詞のing形」でしか文章をつくれません。
この点は、多くの英語学習者がつまづくポイントとのことです。
🔍【結論】
「to不定詞」しか取れない動詞と、「動名詞(〜ing)」しか取れない動詞、どちらも取れる動詞があります。
法則のようなものは一部あるものの、最終的には「動詞ごとに覚える」必要があるのが現実です。
ただし、「なぜto不定詞なのか?」「なぜingなのか?」には、**ある程度の意味的な傾向(ニュアンス)**があります。
📌1. 「to不定詞」が目的語になる動詞
✅ 特徴とニュアンス:
**「これからすること」「未来志向」**が基本イメージです。
🔸代表的な動詞:
- want(〜したい)
- hope(〜を望む)
- plan(〜するつもり)
- decide(〜することを決める)
- promise(〜すると約束する)
- learn(〜することを学ぶ)
🔹例文:
- I want to go to Italy.(私はイタリアに行きたい。)
- She decided to study English.(彼女は英語を勉強することを決めた。)
📌2. 「動名詞(〜ing)」が目的語になる動詞
✅ 特徴とニュアンス:
**「すでに経験していること」や「習慣・行動そのもの」**を表す傾向があります。
🔸代表的な動詞:
- enjoy(〜を楽しむ)
- finish(〜を終える)
- avoid(〜を避ける)
- give up(〜をやめる)
- mind(〜を気にする)
- suggest(〜を提案する)
🔹例文:
- I enjoy reading books.(私は読書を楽しみます。)
- He gave up smoking.(彼は喫煙をやめた。)
📌3. 両方とれるが、意味が変わる動詞
これはとても重要です!
🔸代表的な動詞と意味の違い:
動詞 | to不定詞 | 動名詞(ing) |
---|---|---|
remember | これから〜するのを覚えている(未来) | 〜したことを覚えている(過去) |
forget | これから〜するのを忘れる | 〜したことを忘れる |
stop | 〜するために立ち止まる | 〜するのをやめる |
try | 試しに〜してみる | 実際に〜してみる |
🔹例文:
- I remembered to lock the door.(ドアに鍵をかけるのを覚えていた)
- I remembered locking the door.(ドアに鍵をかけた記憶がある)
- He stopped to smoke.(タバコを吸うために立ち止まった)
- He stopped smoking.(彼は喫煙をやめた)
✅まとめ表(目的語の種類)
動詞の例 | to不定詞のみ | ing形のみ | 両方とれる(意味変わる) |
---|---|---|---|
want, hope, decide | ✔️ | ✖️ | ✖️ |
enjoy, avoid, finish | ✖️ | ✔️ | ✖️ |
remember, stop, try | ✔️ | ✔️ | ✔️(意味変わる) |
💡補足:どうやって覚える?
🎯覚えるコツ:
- 意味とセットで覚える(to不定詞=未来志向/ing=経験・行動)
- 例文ごと覚える(文で覚えた方が応用が効きます)
- 同じグループの動詞をまとめて覚える(例えば、感情系はto不定詞が多い)
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