2025.5.27

・今日やったこと(学習内容・時間・感想)

『Jump-Start!ー英語は39日でうまくなる!』高山 英士 著(Linkage Club刊)

34日目「関係代名詞」を理解しよう!

関係代名詞 人以外にも「whose」が使える、というのがまったくわかっていませんでした。

また「which」という関係代名詞を、ほぼ忘れかけていて、とても新鮮に感じます。

🔹関係代名詞とは?

ある 2つの文をつなげて、1つの文にする 「接着剤」のような言葉 です。
日本語では、「〜する人」「〜のこと」「〜である場所」といったふうに、前の名詞を詳しく説明したいときに使います。


🔹基本のパターン(主格・目的格・所有格)

使う関係代名詞意味用法例文
who人に対して主語This is the man who called me.(これが私に電話してきた人です)
which物・動物に対して主語 or 目的語I bought a book which was interesting.(面白い本を買いました)
that人・物どちらにも使える主語 or 目的語She likes songs that make her cry.(彼女は泣ける歌が好き)
whom人に対して目的語(※今はあまり使われない)The man whom I met yesterday is a doctor.(昨日会った人は医者です)
whose人・物の「〜の」所有格(持ち主を示す)I know a girl whose father is a pilot.(父親がパイロットの女の子を知ってる)

🔸関係代名詞 “whose” の使い方(所有格)

whose」は、前の名詞(人や物)の 持ち主 を説明したいときに使います。
日本語の「〜の」にあたります。

✅基本形:

【人/物】+whose+名詞(=〜の○○)…

🔸例文①(人の場合):

I have a friend whose mother is a doctor.
→(医者である母親を持つ)友達がいる。

🔸例文②(物の場合):

I live in a house whose roof is red.
→屋根が赤い家に住んでいます。
(※物にも「whose」が使えます)

🔍「その家の屋根 → house の roof」という所有関係ですね。


🌟関係代名詞 まとめ表

使う語対象役割文中の位置意味・役目例文
who主語名詞のあと「〜する人」The woman who lives next door is kind.(隣に住んでいる女性は親切です)
whom目的語名詞のあと「〜される人」The man whom I met was a doctor.(私が会った男性は医者だった)※カジュアルでは省略可
which物・動物主語 or 目的語名詞のあと「〜する物」「〜な物」I read a book which was very interesting.(とても面白い本を読んだ)
that人・物・動物主語 or 目的語名詞のあとwho / which の代わり(カジュアル)I like movies that make me laugh.(笑わせてくれる映画が好き)
whose人・物所有格(「〜の」)名詞のあと「〜の○○を持つ」I know a boy whose father is a teacher.(父親が先生の男の子を知っている)
I saw a house whose windows were broken.(窓が壊れている家を見た)

🔑ポイント別アドバイス

  • who/which → 主語や目的語になる
  • that → who/whichの代わり。日常会話で多用される
  • whom → フォーマル、今はあまり使わない。who に置き換えられることが多い
  • whose → 「〜の○○」を表す所有格。物にも使える

✅使い方の見分け方

  1. 先行詞(説明したい名詞)が人か物か?
  2. その名詞は「〜するのか」「〜されるのか」「〜の○○を持っているのか」?

→ それで who / which / whose などを選びます。



🔹まず:which の基本理解

✅ 基本の意味

which は「もの」や「動物」に対して使う 関係代名詞 です。

✅ 主な使い方

用法例文解説
主語This is the book which won the award.「which」が主語。=その本が賞を取った。
目的語I lost the key which you gave me.「which」が目的語。=あなたがくれた鍵。

📝 ※この目的語の「which」は省略も可能です。
→ I lost the key you gave me.(省略形)


🔸which と that の違い(よく混乱するポイント)

どちらも「物・動物」に使えますが、使い分けには以下のような違いがあります。

項目whichthat
使える対象物・動物(原則)人・物・動物(なんでもOK)
カジュアルさかしこまった印象カジュアルで日常的
制限カンマの後には使えるカンマの後には使えない

✅ 例:

This is the cake which I baked.(フォーマル)
This is the cake that I baked.(カジュアル)
どちらも「私が焼いたケーキです」という意味。

🚫 NG例:

I bought a new bag, that was very expensive. ← ❌
→正しくは:which was very expensive.(カンマの後はthatを使えない)


🔸所有格の whose を物に使う理由

日本語では「人の〜」なら「〜さんの」ですが、「物の〜」だと「家の屋根」「机の脚」など、自然に「〜の」が付きますよね。
英語でもそれを表現するには「whose」が使えます。

✅ 例:

I visited a town whose streets were narrow.
→ 通りが狭い町を訪れた。
→ 「その町の通り(streets of the town)」=所有関係!

✅「of which」を使う方法もありますが、これは少しかたい表現です:

I visited a town, the streets of which were narrow.(かたい)

→ 普段の英語では whose の方が自然で、英語ネイティブもよく使います。


🔹まとめ:which & whose のポイント

関係代名詞主な対象使い方ポイント
which物・動物主語・目的語that よりフォーマル、カンマ後OK
whose人・物どちらも所有格「〜の○○」を表す。物にも使える!

💡補足:実際の例文でイメージを固める

  • This is the dog which barked all night.
     → 一晩中吠えてた犬。
  • The school whose roof was damaged is being repaired.
     → 屋根が壊れた学校(=学校の屋根が壊れた)。

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