・今日やったこと(学習内容・時間・感想)
『Jump-Start!ー英語は39日でうまくなる!』高山 英士 著(Linkage Club刊)
34日目「関係代名詞」を理解しよう!
関係代名詞 人以外にも「whose」が使える、というのがまったくわかっていませんでした。
また「which」という関係代名詞を、ほぼ忘れかけていて、とても新鮮に感じます。
🔹関係代名詞とは?
ある 2つの文をつなげて、1つの文にする 「接着剤」のような言葉 です。
日本語では、「〜する人」「〜のこと」「〜である場所」といったふうに、前の名詞を詳しく説明したいときに使います。
🔹基本のパターン(主格・目的格・所有格)
使う関係代名詞 | 意味 | 用法 | 例文 |
---|---|---|---|
who | 人に対して | 主語 | This is the man who called me.(これが私に電話してきた人です) |
which | 物・動物に対して | 主語 or 目的語 | I bought a book which was interesting.(面白い本を買いました) |
that | 人・物どちらにも使える | 主語 or 目的語 | She likes songs that make her cry.(彼女は泣ける歌が好き) |
whom | 人に対して | 目的語(※今はあまり使われない) | The man whom I met yesterday is a doctor.(昨日会った人は医者です) |
whose | 人・物の「〜の」 | 所有格(持ち主を示す) | I know a girl whose father is a pilot.(父親がパイロットの女の子を知ってる) |
🔸関係代名詞 “whose” の使い方(所有格)
「whose」は、前の名詞(人や物)の 持ち主 を説明したいときに使います。
日本語の「〜の」にあたります。
✅基本形:
【人/物】+whose+名詞(=〜の○○)…
🔸例文①(人の場合):
I have a friend whose mother is a doctor.
→(医者である母親を持つ)友達がいる。
🔸例文②(物の場合):
I live in a house whose roof is red.
→屋根が赤い家に住んでいます。
(※物にも「whose」が使えます)
🔍「その家の屋根 → house の roof」という所有関係ですね。
🌟関係代名詞 まとめ表
使う語 | 対象 | 役割 | 文中の位置 | 意味・役目 | 例文 |
---|---|---|---|---|---|
who | 人 | 主語 | 名詞のあと | 「〜する人」 | The woman who lives next door is kind.(隣に住んでいる女性は親切です) |
whom | 人 | 目的語 | 名詞のあと | 「〜される人」 | The man whom I met was a doctor.(私が会った男性は医者だった)※カジュアルでは省略可 |
which | 物・動物 | 主語 or 目的語 | 名詞のあと | 「〜する物」「〜な物」 | I read a book which was very interesting.(とても面白い本を読んだ) |
that | 人・物・動物 | 主語 or 目的語 | 名詞のあと | who / which の代わり(カジュアル) | I like movies that make me laugh.(笑わせてくれる映画が好き) |
whose | 人・物 | 所有格(「〜の」) | 名詞のあと | 「〜の○○を持つ」 | I know a boy whose father is a teacher.(父親が先生の男の子を知っている) I saw a house whose windows were broken.(窓が壊れている家を見た) |
🔑ポイント別アドバイス
- who/which → 主語や目的語になる
- that → who/whichの代わり。日常会話で多用される
- whom → フォーマル、今はあまり使わない。who に置き換えられることが多い
- whose → 「〜の○○」を表す所有格。物にも使える!
✅使い方の見分け方
- 先行詞(説明したい名詞)が人か物か?
- その名詞は「〜するのか」「〜されるのか」「〜の○○を持っているのか」?
→ それで who / which / whose などを選びます。
🔹まず:which の基本理解
✅ 基本の意味
which は「もの」や「動物」に対して使う 関係代名詞 です。
✅ 主な使い方
用法 | 例文 | 解説 |
---|---|---|
主語 | This is the book which won the award. | 「which」が主語。=その本が賞を取った。 |
目的語 | I lost the key which you gave me. | 「which」が目的語。=あなたがくれた鍵。 |
📝 ※この目的語の「which」は省略も可能です。
→ I lost the key you gave me.(省略形)
🔸which と that の違い(よく混乱するポイント)
どちらも「物・動物」に使えますが、使い分けには以下のような違いがあります。
項目 | which | that |
---|---|---|
使える対象 | 物・動物(原則) | 人・物・動物(なんでもOK) |
カジュアルさ | かしこまった印象 | カジュアルで日常的 |
制限 | カンマの後には使える | カンマの後には使えない |
✅ 例:
This is the cake which I baked.(フォーマル)
This is the cake that I baked.(カジュアル)
どちらも「私が焼いたケーキです」という意味。
🚫 NG例:
I bought a new bag, that was very expensive. ← ❌
→正しくは:which was very expensive.(カンマの後はthatを使えない)
🔸所有格の whose を物に使う理由
日本語では「人の〜」なら「〜さんの」ですが、「物の〜」だと「家の屋根」「机の脚」など、自然に「〜の」が付きますよね。
英語でもそれを表現するには「whose」が使えます。
✅ 例:
I visited a town whose streets were narrow.
→ 通りが狭い町を訪れた。
→ 「その町の通り(streets of the town)」=所有関係!
✅「of which」を使う方法もありますが、これは少しかたい表現です:
I visited a town, the streets of which were narrow.(かたい)
→ 普段の英語では whose の方が自然で、英語ネイティブもよく使います。
🔹まとめ:which & whose のポイント
関係代名詞 | 主な対象 | 使い方 | ポイント |
---|---|---|---|
which | 物・動物 | 主語・目的語 | that よりフォーマル、カンマ後OK |
whose | 人・物どちらも | 所有格 | 「〜の○○」を表す。物にも使える! |
💡補足:実際の例文でイメージを固める
- This is the dog which barked all night.
→ 一晩中吠えてた犬。 - The school whose roof was damaged is being repaired.
→ 屋根が壊れた学校(=学校の屋根が壊れた)。
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