「久しぶりに、思い切って英語を学習し直そう」と重い腰を上げたとき、
一番こわいのは、すぐにモチベーションが続かなくなって、止めてしまうことでした。
あの、嫌ぁな感じ。すごく馴染みのある感じ。
後ろめたいような、がっかりする、自分自身に対して申し訳ないような、あの感じ。
何度味わったことでしょうか。
こういう気持ちを持ったことの無い方は、すごいな、と尊敬します。
しかし、自分は、今まで何度もこういう気持ちを味わってきました。
おなじみなのです。残念ながら。
この気持ちを封じ込めるために、大急ぎで自分に対して繰り出す言い訳は
10も20も思いつきます。だって、この「言い訳の絆創膏」で大急ぎで傷口を塞がないと、
どんどん暗闇に落ち込んでいってしまいますからね。
というわけで、悲しい過去の亡霊が蘇ってこないように
いろいろと対策を考えました。
① そもそも、なぜ今になって、また英語をやり直すのか。
このことについて自分の考えを整理し、いつでも振り返ることができるようにしておく。
迷ったり、落ち込んだりしたら、それを読んで、自分がやっていることの意味をもう一度
自分で確認できるようにしておく。
② 他人と比べない。
受験のためだったり、会社から求められる資格だったりするわけではありません。
あくまで、自分がやりたくてやることなので、他の人と比べる必要もないし、
比べることもできません。
でも、人間は弱い生き物なので、ついつい、「比べる」という習慣に抗えなくて、
使わなくてよいところで、エネルギーを消耗してしまいがちですよね。
なので、何度でも、自分に確認すること。
「他の人と比べない。比べる必要はないし、比べようがない」
③ご褒美を用意する。
何かにチャレンジしたら、すぐにご褒美が必要です。
何でもよいのです。
ちょっとした言葉でも、楽しみでも。
工夫して、小さな喜びを得られるようにしないと、本当にすぐに落ち込んで、止めてしまいます、多分。
少しずつ先回りして、自分に喜びのプレゼントを準備しておくこと。
種まきをしている後ろから、カラスがついてきて、一粒ずつ、ついばんでいくイメージですね。
この場合、種まきをしているのも、タネを片端からついばんでいくのも、自分なのですけれど。
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