久しぶりに英語学習をスタートしたが、昔習ったことはほとんど忘れてしまっており、
なんだか手応えがまったくなく不安になる。
そんなとき、どのように学習を継続していったらよいのか。
✅ 心理的ハードルを下げるコツ
1. 「忘れていて当然」と受け入れる
- 長年使っていなければ忘れていて当然です。
- 思い出す作業こそが学習です。新しいことをゼロから学ぶより、思い出す方がはるかに脳の負担が少ないです。
👉 「今、リハビリ中なんだ」くらいの気持ちでOK
2. 完璧主義を手放す
- 文法を間違えてもOK、発音が下手でもOK。
- 間違えながらしか学べません。むしろ、間違えたほうが記憶に残ります。
👉 「英語が話せる人も、昔はみんな初心者だった」
3. 人と比べない
- 学習スピードには個人差があります。
- 他人と比べるとつらくなるので、「昨日の自分」と比べるのがコツ。
👉 「昨日より5語多く覚えた」「今日は5分多く勉強できた」でも立派な進歩
✅ 継続のための具体的な工夫
1. 1日10分でいいと決める
- 毎日1時間やるより、毎日10分でも続けるほうが効果的。
- 朝のコーヒー前、夜寝る前など、「行動にくっつける」と習慣化しやすいです。
👉 例:「紅茶を飲みながらNHKラジオ英会話を1回分だけ聞く」
2. 「やる気」が出るのを待たない
- やる気は、行動の後にしか湧いてこないことが多いです。
- まずは手をつける → 少し進む → 「今日はできた」と気持ちがついてくる
👉 「やる気がない日こそ、5分だけ触れる」
3. 好きなことと組み合わせる
- 英語を**「目的」ではなく「手段」**にする。
- 海外旅行、洋画、海外ニュース、eBay出品など、自分の興味と英語をつなげるとモチベーションが上がります。
👉 「この英語、旅行で使えそう」→ ワクワクする
4. 「見える化」で手応えを得る
- 学んだことを記録することで、自分の進歩が目に見える。
- ノート、アプリ、カレンダーに「やった印」をつけるのも◎。
👉 「できた日」にシールを貼るのも意外と効果的
5. 誰かと共有する
- 学習の様子をブログに書いたり、SNSでつぶやいたり、誰かと話すと孤独感が減ります。
- 英語仲間がいれば、お互い励みになります。
👉 ブログに「今日は3語覚えました」でも十分
✅ 最後に:中高年だからこその強み
- ● 人生経験があるから、文脈で理解する力が強い
- ● 自分の興味や目標が明確なので、それを英語に絡められる
- ● 継続力と真面目さがある(これは若い人にない大きな武器)
🌱 小さな目標から始めましょう:
- 「今週は“Can I 〜?”を使えるようになる」
- 「3日間続けられたらご褒美に好きなパンを買う」
継続は才能ではなく、「工夫」と「習慣」です。
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